Module::BuildをWindows環境で使う

Module::Buildは便利なモジュールですが、その中でも地味にWindows環境でのスクリプト起動用のbatファイルを作成してくれる機能が便利です。

以下、その使い方です。

  1. 事前準備

  2. 事前にModule::Starterをインストールした上で、下記のコマンドを投入します。最後の「--mb」がModule::Buildを使う事の指定です。

    C:\>module-starter --module=Foo::Bar --email=infor@roova.jp --author=ash --mb
    この例ではCドライブ直下に、Foo-Barディレクトリが作成され、その中に必要なファイルが作成されています。

  3. スクリプト格納用ディレクトリの作成

  4. スクリプトを格納する「bin」ディレクトリ又は「script」ディレクトリを、Foo-Bar直下に作成します。「bin」ディレクトリの中に配置したスクリプトは自動的に認識されますが、「script」ディレクトリ配下のファイルは自動的に認識してくれないので、Build.PLに追記が必要です。詳細は、この記事を参照して下さい

  5. Perlスクリプトの配置

  6. 作成した「bin」ディレクトリ又は「script」ディレクトリ配下に、スクリプトファイルを格納します。なお、スクリプトファイルの拡張子は有っても無くてもかまいませんが、.pl拡張子を付けておいた方が、便利です(後述)。

  7. Buildコマンドの生成

  8. 以下のコマンドを投入します。これでBuildコマンドが生成されます。scriptフォルダの配置を変更した場合は、再度投入しなおします。

    C:\Foo-Bar>perl Build

  9. Buildコマンドの実行

  10. 生成したBuildコマンドを実行します。

    C:\Foo-Bar>.\Build

    このコマンドを実行する事で、blib\scriptディレクトリが作成され、その配下にスクリプトと起動用のbatファイルが格納されます。例として、test.plというスクリプトファイルの場合、blib\script配下には以下の様なファイルが格納されます。

    • test.pl
    • test.bat

    この状態でテストを実施します(Build testはblib配下に対してテストを実施します)。batファイルが作成されているので、「.\test」とタイプするだけでbatファイルの中でPerlが呼び出され、スクリプトが起動されます。

    C:\Foo-Bar\blib\script>.\test

    なお、元となるPerlスクリプトに拡張子が付いていないと、起動時に「.\test.bat」とファイル名を拡張子まで含めてタイプする必要が有ります。

  11. Perlスクリプトのインストール

  12. テストが終わったら、スクリプトをインストールします。

    C:\Foo-Bar>.\Build install
    環境にも寄りますが、ActivePerlを素でインストールした環境ではC:\Perl\site\binディレクトリ配下にインストールされました。必要に応じてパスを通して、スクリプトを起動します。

以上がModule::Buildを使って、shebangによる起動の仕組みが無いWindows環境でもスクリプト名だけをタイプする事で起動できるようにするための手順です。


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