Perlをソースコードからインストールする方法をMac OS X Snow Leopard(v10.6)を例に説明します。なお、ここでは全てデフォルトの設定でインストールする手順を説明します。
- Xcodeのインストール
Perlのソースコードをダウンロード
- ビルドとインストール
- PATHの修正
- Perlの実行
OSのインストール用DVDからXcodeをインストールします。インストール方法の詳細は下記の記事を参照して下さい。
リンク[Perl To The People - Xcodeのインストール]
PerlのインストールにXcode自身は使用しませんが、Xcodeに併せてインストールされるgccやmakeといったコンパイルに必要なコマンドを使用します。
Perlのソースコードは以下のリンクからダウンロードできます。
ページの途中に有る「The latest releases in each branch」という表にブランチ毎に最新リビジョンへのリンクがまとまっています。ブラウザからリンクをクリックするとダウンロードできます。
以下の順にコマンドを入力します。Perlのバージョンは5.10.1を例にしています。
リンク先より「perl-5.10.1.tar.gz」をダウンロード。
「アプリケーション」フォルダの「ユーティリティ」フォルダ配下に有る「ターミナル」を起動。
$ cd Downloads
$ tar xvzf perl-5.10.1.tar.gz
$ cd perl-5.10.1
$ sh Configure -de
$ make
$ sudo make install
$ make clean
なお、手順に"make test"が抜けていますが、Mac OS X Snow Leopard + Perl 5.10.1の組み合わせでは特定のテストが一つだけ失敗する様です。そのため外しています。Perl 5.12.0ではこの不具合は修正されていますので、5.12以降をインストールする際は、makeの後に"make test"を実行しましょう。
上記の手順でインストールした実行バイナリは、/usr/local/bin/配下へインストールされます。そのため、常用するためには環境変数PATHへ追加した方が良いでしょう。.bashrcや、.bash_profileへの設定例は以下の通りとなります。
export PATH=/usr/local/bin:$PATH
export MANPATH=/usr/local/man:$MANPATH
今まで何もPATHを設定してないのであれば、下記のコマンドで追加する事が出来ます。
$ echo 'export PATH=/usr/local/bin:$PATH' >> $HOME/.bash_profile
$ echo 'export MANPATH=/usr/local/man:$MANPATH' >> $HOME.bash_profile
環境変数PATHが設定されていれば、「perl -v」とタイプして以下の様に表示されるはずです。表示されればインストールとパスの設定は完了している証拠です(バージョンナンバー以降の文字列はインストール時のビルド条件によって多少変化しますが、この例ではこの文字列が表示されます)。
$ perl -v
This is perl, v5.10.1 (*) built for darwin-2level
Copyright 1987-2009, Larry Wall
...
Perlをソースコードからインストールする場合、ビルド条件を使用する環境に合わせてカスタマイズできます。その方法は、「ソースコードからPerlをインストールする(応用編)」を参照して下さい。
2010/4/30:Perl v5.12.0リリースに合わせて記述を修正。

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