プログラミングは楽しい。
この"楽しい"の正体は何だろうとずっと考えていた。
最近、やっと出てきた答えらしきものは、"パワーアップする感じ"。例えば...
- エレキギターは、単体じゃとても小さい音しか出ないのにエフェクターやギターアンプを通してみんなを魅了する爆音を出せる事
- DJが使うレコードは、普通にターンテーブルで再生しても(当たり前だけど)、毎回同じ音しか出てこない。だけど、レコードの繋ぎ方次第でまったく違う音楽が生まれてしまう事。
そんなパワーアップする感覚の楽しさってのが世の中には色々と有るのだけど、きっとプログラミングという行為でも同じじゃないかな、と思っている。
- うんざりする様な単調な繰り返し作業を一瞬で終わらせるプログラムを書いた時
- 他人が書いたライブラリやフレームワークを使う事で劇的に小さい工数で目的のプログラムが書けた時
- 自分が書いたプログラムへ、他人が書いたパッチを当てるとずっと悩んでいたバグが解消した時
そんな"パワーアップする感じ"を体験するためには、やはりイマドキの言語を使った方がいい気がする。
なにを以てイマドキなのかは人それぞれだけど、ある程度普及していて、未だに新しいニュースが有る言語が良い。
そんな条件に該当する言語の一つがPerlだ。
(当然、ほかにも該当する言語は沢山有るが、ここではそれには触れない)
Larry Wallが開発して以来、20年以上も実用的に使われているプログラミング言語。
強力なテキスト処理能力と、CPANと呼ばれる巨大なライブラリアーカイブを特徴とする軽量スクリプト言語。
20年の間に言語自体も、ライブラリも、プログラミングの環境構築からコードの書き方まで変化し続けてきた言語。
最近はあまりに過去と現代の断絶が大きいにも関わらず、現代的なPerlのプログラミングがなかなか理解されないため、「モダンPerl」というキーワードも普及してきた。
この「For Beautiful Perl Programming」は、このPerlでのプログラミング方法の"モダンなお作法"を一つ一つ理解しながら、"パワーアップする感じ"を体験するための準備運動になるような、そんな知識を身につける事を主眼に書いた入門書。
決して、文法の全てを解説するわけではない。
あくまでモダンなお作法の解説と、その習得方法、そしてそれらを通じて"パワーアップする感じ"の楽しさを体験する事に主眼を置いて書かれている。
全ては楽しいプログラミングを経験するために。

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