Perlの書籍を、用意する
一時期はひじょうにたくさん出版されていたPerl関係の書籍ですが、"CGIで掲示板を作ろう"的な物が多く、元々のPerlの得意分野であるテキスト処理やサーバ管理のユーティリティ、イマドキのWebアプリケーション構築等では参考にならない本がほとんどです。また、Web上の情報と同じように古い情報に基づいた本が多いです。
今でも使えるお勧めの書籍を挙げてみます。
- Learning Perl(邦題「初めてのPerl」)
- Intermediate Perl(邦題「続・初めてのPerl」)
- Perl Cookbook(邦題「Perlクックブック」
- モダンPerl
- Programming Perl(邦題「プログラミングPerl」)
Perl入門書の定番中の定番。Perl 5.10以降に対応した本です。Perlの文法を理解する上でマストの一冊です。丁寧な言語機能の紹介と共に練習問題が付いていて、自分の理解度を確認することができます。また、敢えて全ての機能を紹介するのではなく、最低限必要な機能に絞っていて、逆に何を紹介していないのかをきちんと説明しているところが、この本以降へのステップアップ方法を示してくれます。
特に正規表現まわりの丁寧な解説はどの書籍よりもお勧めです。
「初めてのPerl」では触れられていないリファレンス、Perl独特のオブジェクト指向、そしてテストコードの書き方などを扱っています。他人が書いたモジュールを読む上ではマストとなる一冊で、「初めてのPerl」を読み終わった後には必ず読む事をお勧めします。
続・初めてのPerl 改訂版
Intermediate Perl
Perlのサンプルコード集の定番中の定番。単にコードの断片を載せるだけでなく、なぜその方法を使うのか、根拠も含めて丁寧に解説されています。
原著が出版されたのが2003年なので、そろそろ紹介されているコードも古くなってきたものも有りますが(CPANモジュールが新しい定番が出てきていたり、Perl本体の機能も変わっていたり)、基本はちゃんと押さえてあるので、今でも現役の一冊です(邦訳は2分冊ですが、Volume1が有ればたいていのことは大丈夫です)。
Perlクックブック〈VOLUME1〉
Perlクックブック〈VOLUME2〉
Perl Cookbook
決して入門書というか、初心者の人が読む本ではないのですが、近年出版されたPerl関係の書籍の中で最も良書と言える一冊。中級者の人が必要になるトピック、かつイマドキのPerlとして重要なテクニックが多数紹介されていて、まさに「モダンPerl」を理解するための基本と言えるでしょう。
Perl生みの親、Larry WallによるPerlというプログラミング言語の解説書。原典。
とはいえ、いきなり読むにはあまりに敷居が高く、Perl 5.6時代に書かれた情報もちょっと古くなってきたところ...。Perlを極めたい!という人以外には勧めないが、機会とお金が有る人はぜひ読んで欲しい一冊です。







コメントする